ガラス調光

 紫外線に反応して色(濃度)が変化するレンズ

調光レンズは、紫外線が当たると色(濃度)が変わります。これは、レンズに含まれた調光剤(紫外線に反応する特殊分子が含まれたもの)が変化するためで、紫外線の量に合わせてレンズの色(濃度)が変化していきます。

調光レンズは、紫外線の量によって色(濃度)が変化しますが、温度変化にも影響を受けやすく、気温が低いほど発色効果は高まり、色が濃く変化します

逆に、夏場の気温が高い時期には発色の抑制効果が高まり、色づきが薄くなる傾向があります。

※ガラス素材に調光剤を練りこんだタイプ

フォトグレーエキストラマルチ:最大78%まで変化
 

最大変化(温度23℃以下の場合) 濃度 約78%
紫外線がない状態 透過率 約97%       

フォトブラウンエキストラマルチ:最大76%まで変化
 

最大濃度(温度23℃以下の場合) 濃度 約76%
紫外線がない状態 透過率 約97%        

ガラス調光 Lineup

   

 フォトグレー エキストラマルチ

屈折率 1.523
設計    球面設計
UVプロテクト 標準装備
最大変化

GRAY…78% 

※ マルチコート対応


フォトブラウン エキストラマルチ

屈折率 1.523
設計 球面設計
UVプロテクト 標準装備
最大変化 BROWN…76%

※ マルチコート対応


注意事項

□ 温度変化に影響を受けやすく、気温が低いほど発色効果が高まり、気温が高いほど発色の抑制効果が高まる傾向にあります。

□ 夏季にサングラスとして利用される場合、気温が高いと色が濃く変わりません。

□ 屋外の温度が低い場合、屋内に入ってもクリアに戻るまで時間がかかります。

□ 紫外線カットガラスに覆われた車の中などでは、レンズの色は濃くなりません。

□ 調光レンズの特性上、経年変化が見られる場合があります。

□ 調光剤をレンズ素材に練りこむ製法のため、レンズの厚さや度数によって濃度差が出ることがあります。

□ レンズ表面の強度は高いですが、強い衝撃があれば破損します。破片で目や顔を負傷することのないよう、激しい動作をともなうスポーツなどでは使用を控えて下さい。