特許登録-第3005607号に基づく特殊製法

                                                                                        

まぶしい光をやわらかな光に変える

無色透明でありながら光の眩しさを軽減しコントラスト感度を高める    

              

ネッツペックコート Q&A

イトー博士じゃ。
今回、わしが紹介するのは、世界で他にあまり例のない眼精疲労予防コーティング、ネッツペックコートじゃ。質問にはなんでも答えるぞい。

そもそもネッツペックコートって、どういうものなの?

眼精疲労予防を目的として開発されたメガネレンズ用の特殊コーティングじゃ

ネッツペックコート拡大図

レンズの裏面に、光が通るのを少しだけ抑えることができる六角形の形をした特殊金属を、レンズ全体に網目のように配置しておるんじゃ。特殊金属の直径は0.1mm以下で、ぱっと見た感じでは無色透明のレンズとなんら変わらんぞ。

 

どういう効果があるの?

無色透明でありながら、まぶしさを軽減させるのと、目のコントラストを高めて調節力を補助してくれる効果が期待できるぞ

図の減光領域部分と、それ以外の部分(Hi-コントラスト領域)とが連動して、そうした効果を生み出すんじゃ。光の特性を生かした特許技術をメガネレンズ用のコーティングに転用させたんじゃな。

 

光のまぶしさをどうやって軽減させるの?

光の直接的な照射を、減光・拡散させてまぶしさを抑えるんじゃ

ネッツペックコート側面図

レンズ全面に配置されてある六角形の減光領域部分が光の量を抑えるんじゃ。

それ以外の部分(Hiコントラスト領域)は、そのままの光が入りこんでくるので、光の特性上、進行方向に向かって広がりを見せるんじゃ。暗い部屋から、明るい部屋へ通じる扉を少しだけ開けた時を思い描いてくれると分かり易いかのう。光は扉の隙間から扇型に広がりを見せるじゃろう。それと同じ作用を利用している訳じゃ。

下記の図で説明しよう。

■一般的なコーティングのレンズ

レンズに向かって入ってくる光は原型に近いかたちで透過するんじゃ(ここではプリズム的な要素は省くぞ)。                                                                                                                         

■ NPコート(減光領域部分)

減光領域部分を通る光は、減光されて透過するんじゃ。                                                                                                  

■ NPコート(Hiコントラスト領域部分)

Hiコントラスト領域部分を通る光は、光の特性上、進行方向に向かって広がりを見せるんじゃ。                                                                              

■ NPコート

減光領域とHiコントラスト領域を通る光は、お互いに波長が違うため、それぞれを干渉しあうんじゃ。干渉は水の波紋のように、光のさらなる広がりを生み出すことになるのじゃ。                                                                                                                                                             

水の波紋のような広がりを見せた光には、どんな効果があるの?

木陰から陽の光を見るのと同じような効果が得られるぞ

ネッツペックコートの網目状に配置された減光領域部分とHiコントラスト領域部分の連動により、木陰から陽の光を見るのと同じように、まぶしい光や強い光を、やわらかな光へと変換させることが可能となる訳じゃ。

 

調節力を補助してくれるってどういうこと?

ピンホール効果に近い作用を利用してピントを合わせやすくするんじゃ

図の減光領域部分とHiコントラスト部分が連動して、ピンホール効果に近い作用を生み出すんじゃ。

ピンホール効果は、物のすきまや鍵穴から覗いて見るイメージを頭に浮かべてくれれば分かりやすいかのう? ピントを合わせやすくするのじゃ。

効果の感じ方には個人差はあるが、ネッツペックコートは装着するだけでピンホール効果に近い作用が得られるぞ。

ピンホールメガネ

ネッツペックコート

ネッツペックコートレンズを装着するだけで、ピント調節がし易くなるというのは、そういう仕組みになっておるのじゃ。

画像はイメージです
 

コントラストも上がるの?

もちろん。こちらもピンホール効果に近い作用を利用してコントラスト感度をアップさせるんじゃ

色によって焦点距離は異なるんじゃ

目の網膜で光を結像させるのじゃが、結像距離は光の色(波長)によって異なるのじゃ。たとえば赤色は長く、青色は短い。うまく結像されなかった色がぼやけて見えることを「色収差」と言い、コントラストが下がる原因のひとつとされているのじゃ。

ぼやけたもの見る際に人は目を細めたりするわけじゃが、これは「色収差」を自らの目の機能で調節していると考えてくれていいぞ。

ネッツペックコートレンズは、ピンホール効果の作用を利用して、目の筋力をそれほど使わずに色収差を調節することができため、ネッツペックコートレンズを装着しただけで、コントラスト感度がアップするようになるわけじゃ。

眼精疲労予防の効果は期待できるの?

もちろんじゃ。まぶしい光をやわらかな光への変換と、ピンホール効果に近い作用で調節力の補助が期待できるため、目の筋肉を休ませることができるぞ

水晶体と毛様体筋

目の中にある水晶体は、カメラでいう、レンズと同じ働きをする部分じゃ。人が物を見る時、水晶体の厚さを調節しピントを合わせているのじゃが、この水晶体を引っ張ったり緩めたりしているのが「毛様体筋」という筋肉なんじゃ。                                                                                                                                                                    

まぶしさを感じたり、ぼやけを感じたときに、人は目を細めたりするのじゃが、これは目や、目の周辺の筋肉を用いている訳じゃ。

特に目の中の筋肉である「毛様体筋」は、水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせるのに使われるため、物を見ている間は常に酷使されている筋肉なんじゃ。酷使し過ぎると、毛様体筋は筋肉疲労を起こし、目の疲れへとつながる訳じゃな。

ネッツペックコートのピンホール効果に近い作用を用いて、調節力の補助やコントラストを上げることにより、結果として目の筋肉である「毛様体筋」を休ませることが可能となるのじゃ。

紫外線はカットされているの?

当然、カットされているぞ

※280nm~380nm透過光平均カット率

ネッツペックコート対応レンズ(屈折率1.67 / 屈折率1.60)は、レンズ素材にUVプロテクトを施してあるため問題なしじゃ。

コーティングの耐久性はどうなの?

撥水性の非常に高いCZコートが標準でついているんで安心じゃ

この黄色い線から下がCZコートじゃ

レンズ表面に、汚れがつきにくく、撥水性の非常に高い「CZコート」を標準装備しているので、一般的なコーティングに比べても耐久性は高くなっているため安心して良いぞ。

ただし、普通のメガネ同様、取扱いの注意点などは購入したお店の人からちゃんと聞くんじゃぞ。

好みのカラーはつけられるの?

もちろんつけられるぞ。お店でカラーサンプルを見て好みのカラーを選ぶと良いわい

ブルーライトカット用カラー「LCDカラー」や、目立たない濃度でコントラストをアップさせる「QOSカラー」など、特殊カラーとの複合もおすすめじゃ。

濃いカラーをつけたとき、ネッツペックの効果はどうなるの?

効果はまったく変わらんぞ。コントラスト感度を上げ、ピントを合わせやすくするのはサングラスでも同じじゃ

サングラス+ネッツペック

暗がりなど光の量が少ない場面では、目の瞳孔は光を求めて大きく開くんじゃ。瞳孔径が大きくなると網膜結像時に「ぼやけ」が生じやすくなるため、コントラスト感は下がるんじゃ。

サングラスは光のまぶしさを抑えるために濃いカラーをつけているわけじゃが、光の量が少ない場面を意図的に作り出しているとも言えるわけじゃ。

ネッツペックコート装着でコントラスト感度を上げれば、目に優しいサングラスが出来上がるぞ。

PC用ブルーライトカットレンズとはどう違うの?

基本的な構造が全く違うんじゃ

液晶ディスプレイの分光スぺクトル

白色に見えてもブルーライトが多く含まれていることが分かるじゃろう(機種によって違いはあるぞ)。450nm付近が最も多くブルーライトが放出されているのじゃ。                                                                                                                                 

ブルーライトカットレンズ分光曲線

ブルーライトカット用特殊カラー「LCブラウン15」を装着させたレンズの分光曲線じゃ。最も多くブルーライトが放出されている450nm付近を効果的に軽減していることが分かるじゃろう。                                                                                                 

光の中に含まれるブルーライトはエネルギーが強く、生体への影響が色々と懸念されているんじゃ。PCやスマホの液晶画面からも多く放出されており、現在、眼鏡用PCレンズといえば、このブルーライトを効果的に軽減させるものを指しているのじゃな。

それに対してネッツペックコートは、液晶画面から放出される光全体をやわらかな光へと変換させるため、画面の色調や明るさを損なうことなく使えるのと、調節力を補助する効果が見込まれるため、目の筋力を休ませながら長時間のパソコン作業などができるわけじゃ。

ネッツペックコートレンズは、ブルーライトカットとは全く異なるアプローチのPCレンズなんじゃよ。

ブルーライトカット用の特殊カラー「LCDカラー」と複合するとワンランク上のPCレンズが出来上がるぞ。