光は空気中から異なった媒質(レンズなど)などへ入射すると、境界面を通過したあとの光の進行方向は、入射光に対し折れ曲がる現象が生じます。
光が境界面で屈折するときの入射角(α)の正弦と、屈折角(β)の正弦の比を屈折率と呼びます。
光が屈折する割合は、入射光の方向には関係せず、物質により定まった値となります。
各屈折率のレンズを同じ距離で焦点が合うように設定すると、屈折率が高い素材は、低い素材に比べ厚みを抑えることができます。
すなわち、屈折率の高い素材を用いたレンズは薄く仕上ります。
当社ではプラスチック素材のレンズを屈折率1.50から屈折率1.74まで、5種類取り揃えております。
厚み比較図は、正面左に屈折率1.50(球面設計)、右に各高屈折率のレンズをはめ込んだイメージ画像です。以下のデータを元に算出された数値を元に作成しています。
□ レンズ度数:-4.00 □ PD:62mm □ FPD:72mm □ レンズ横幅:52mm □ レンズ縦幅:32mm