偏光レンズ とは?

偏光フィルターによるノイズカットイメージ

 偏光フィルターにより光の乱反射を除去

偏光レンズは、レンズの間に表面反射や光の乱反射を除去することができる0.03mmの光学ノイズカットフィルター(偏光フィルター)を挟み込んだレンズです。

太陽光から直接来る自然光は、色の濃いサングラスなどでまぶしさを軽減できますが、路面や建物、水面などから反射して目に飛び込んでくる光は散乱が生じ、複雑な乱反射を生みだすため一般のサングラスレンズでは対処できません。偏光レンズなら、挟み込んだ偏光フィルターが光の走行性を一方向に調整してくれるため、一般のサングラスレンズでは対応できなかった乱反射した光のノイズを取り除くことが可能となります。

① 裸眼で見た場合

② 偏光フィルターを使用

写真①では、店舗のガラスに外の風景が映りこみ、店の内部が見えづらくなっています。

これはガラスに反射した光が、鏡のように外側の像を映し出してしまうために起こる現象です。

反射した光は、偏光(偏った光)と呼ばれ、この反射光(偏光)を取り除くことで、写真②のように店舗の内部が確認できるようになります。

偏光レンズの仕組み

① 一般のレンズ(UV380)

② 偏光レンズ

①の一般レンズでは、乱反射した光のノイズが目に直接入るため、まぶしさを感じます。また、水面反射やガラスなどに映り込んだ像を除去することはできません。

②の偏光レンズはレンズの間に光の乱反射を抑える偏光フィルターを挟み込んでいます。光のノイズを抑え、水面反射やガラスなどに映りこんだ像を除去することが可能となります。

注意事項

□ パソコン・スマートフォン・カーナビ等の液晶画面は角度によって見えにくくなることがあります。

□ 自動車のガラスや窓ガラスの種類によっては歪みが見えることがあります。

□ 夜間運転には使用できません。