LCDカラーは、ブルーライトを効果的にカットするよう考案された特殊カラーです。
特殊染料により、ブルーライトを吸収・軽減。ブルーライトが最も強く放射されている450nm付近の波長を軽減させることが可能となります。
①と②は液晶画面と太陽光からの分光スペクトル図です。両方とも450nm付近の波長が最も強くブルーライトが放出されているのが分かります。一方、③はLCブラウンの分光透過曲線で、どの波長域をどれくらい軽減しているのかを示したグラフになります。ブルーライトが最も放出されている450nm部分を効果的に軽減しているのが分かります
ブルーライトは波長が短いため、空気中に含まれる粒子(ほこりや水分)とぶつかりやすくなっています。
ブルーライトがこの空気中の粒子とぶつかると、光は散乱するため、まぶしさ・ちらつきを生じることとなります。
ブルーライトを抑えることで、まぶしさ・ちらつきを軽減することが可能となります。
目の網膜で光を結像させますが、その結像距離は光の色(波長)によって異なります。このことを「色収差」と呼びます。
特にブルーライトの波長は短く、網膜の手前で焦点を結ぶため、焦点距離が長くなり「色収差」は大きくなります。これが「ぼやけ」の原因のひとつになります。
ブルーライトを抑えることで「色収差」を軽減し、「ぼやけ」を少なくできるため、鮮明な視界が期待できます。