調光レンズは、紫外線が当たると色(濃度)が変わります。これは、レンズに含まれた調光剤(紫外線に反応する特殊分子が含まれたもの)が変化するためで、紫外線の量に合わせてレンズの色(濃度)が変化していきます。
調光レンズは、紫外線の量によって色(濃度)が変化しますが、温度変化にも影響を受けやすく、気温が低いほど発色効果は高まり、色が濃く変化します。
逆に、夏場の気温が高い時期には発色の抑制効果が高まり、色づきが薄くなる傾向があります。
※ イメージ画像のため実際とは異なります。
紫外線の量に合わせてレンズの色(濃度)が変化するため、室内はクリアレンズ、屋外ではサングラスと、1本のメガネで両方の使い分けができます。
屋外での紫外線の量は人の目で感知できません。晴れの日だけでなく、曇りの日にも紫外線は多く放射されています。紫外線に素早く反応し、色(濃度)が変化する調光レンズを使用することにより、目には見えない紫外線を体感できるため、目の紫外線対策はもちろんのこと、UVケアを気にされている女性などには、もってこいの指標となります。
素材 | プラスチック |
屈折率 | 1.67 / 1.60 |
製法 | レンズ表面に調光剤を浸透させたタイプ |
UVプロテクト | 標準装備 |
最大変化 | GRAY…93% BROWN…90% |
※ 可視光線に反応して変化 |
素材 | ガラス |
屈折率 | 1.523 |
製法 | 調光剤を生地に練りこんだタイプ |
UVプロテクト | 標準装備 |
最大変化 | GRAY…78% BROWN…76% |
■ 注意事項
□ 温度変化に影響を受けやすく、気温が低いほど発色効果が高まり、気温が高いほど発色の抑制効果が高まる傾向にあります。
□ 夏季にサングラスとして利用される場合、気温が高いと色が濃く変わりません。
□ 紫外線カットガラスに覆われた車の中などでは、レンズの色は濃くなりません。