紫外線対策で、今わたしたちができること...
従来の紫外線プロテクトレンズではカットしきれなかった微量の紫外線も、ほぼ100%カットする、新基準UVカットレンズの登場です。
自らの目は勿論のこと、子供たちのこれからのためにも、紫外線のことを改めて考えてみませんか?
――――――― 従来のUVプロテクトレンズ
――――――― ウェイブプラス
UV400(紫外線)をほぼ100%カットします。
さらには最近の研究で目への影響が明らかになったHEV420(High-Energy Violetlight 420)領域も大幅にカットする新基準のUVカットレンズです。
光の波長が短いほどエネルギーは強くなります。目に様々な影響をもたらす紫外線も400nmまでの短い波長域に含まれます。
紫外線領域よりも少し長い波長域(400nm~420nm)であるHEV420領域は、いわゆる可視光線領域に含まれる短い波長で、最近の研究で加齢黄斑変性症などの眼精疾患や、しみ・そばかすの原因のひとつとして考えられるようになりました。
従来のUVプロテクトレンズ
WAVEPLUS
光による「酸化ストレス」を抑える効果があると言われています。
酸化ストレスは色素劣化の原因のひとつとされており、長い年月を掛け、加齢黄斑変性症などの眼精疾患を誘発するとされています。
HEV420をカットすることで、酸化ストレスを抑え、眼精疾患予防へとつながります。
加齢黄斑変性症は、長い年月をかけて網膜に蓄積されたUVAが「黄斑部」を酸化変性させる疾患です。欧米ではすでに中途視覚障害の原因として、非常に認知度の高い病気ですが、日本では一般的にはまだ良く知られていません。中高年期以降の失明原因のひとつとされています。
最近の研究では、今までは問題とされていなかった可視光線の一部にも酸化変性を促す波長(HEV420)が含まれていることが指摘されています。
日頃から日焼け止めを塗ったり、外出時には日傘をさしてなどと、常に細心の注意を払っている女性は多いと思います。しかし、目のUVケアを認知されている方はまだまだ少ないのが現状です。
目から紫外線を受けると、直接肌から紫外線の影響を受けなくとも、脳化垂体に情報が伝達され、メラニン色素を生成してしまいます。
目の紫外線対策は、目の病気を防ぐためだけではなく、美容のためにも必要だと言えます。
日本で紫外線対策は成人女性の問題だという認識が強いのですが、欧米諸国では赤ちゃんや子供にも紫外線ケアに関しての注意が喚起されています。
子供が浴びる日光の量はかなり多く、生涯に浴びる紫外線のうち、50~80%は18歳になるまでに浴びると言われています。特に小さな子供は紫外線に対する感受性が非常に高いため、免疫系の機能低下を引き起こしたり、後年の眼精疾患発症のリスクを高めるとも言われています。
■ 注意事項
□ 新基準の紫外線吸収剤をレンズ素材に入れているため、無色透明でも、レンズは薄いグリーン系に見えます。
□ レンズ素材が薄いグリーン系のため、カラーを付けたとき、サンプルとは色調が異なる場合があります。
□ レンズ素材が薄いグリーン系のため、薄い濃度のものや、明るい色調のものなど、お付けできないカラーがあります。ご購入先の店舗にてご確認下さい。