◆ ネオコントラストと紫外線に反応する調光レンズを複合。さらにはレンズ素材にHEV420を採用したハイコントラスト調光レンズです。
紫外線の量に合わせてレンズの色(濃度)が変化するため、紫外線が届かない状況(屋内・車中など)では濃度23%のネオコントラストレンズ、屋外などの紫外線照射を受ける状況ではグレーのサングラスレンズと、1本で両方の使い分けが可能となります。
紫外線カットガラスに覆われた車中ではネオコントラストレンズの効果が良く発揮されます。最もまぶしさを感じる585nm付近の波長(イエローライト)を効果的に軽減できるため、まぶしさを抑えるとともに視認性も向上します。
夜間や、紫外線カットガラスに覆われた車中では濃度変化が起こらない為、ネオコントラストレンズとして夜間屋外利用(夜間運転も含む)が可能となります。夜間屋外活動に必要な光量を維持しつつ、対向車のヘッドライトなどのまぶしさを軽減させることが可能となります。
ネオコントラストアートグレーは、レンズ素材にHEV420を採用。UV400(紫外線)をほぼ100%カットすると共に、最近の研究で目への影響が明らかになったHEV420領域も大幅にカットします。HEV420領域をカットすることにより、色素劣化の原因のひとつとされている「酸化ストレス」を抑える効果が期待できます。
※紫外線に反応する調光剤入りのネオコントラストレンズ(表)と HEV420レンズ(裏)を複合
紫外線がない状態 | 濃度 23 % |
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紫外線照射が最大の状態で気温 23℃ | 濃度 82 % |
紫外線照射が最大の状態で気温 35℃ | 濃度 65 % |
変化スピード(温度23℃の場合) | 約1分で濃度80%に変化 |
紫外線照射がなくなると | 約8分で濃度30%へ戻る |
ネオコントラストレンズと紫外線に反応する調光剤を複合させているため、変化前・変化後も585nm付近のイエローライトを効果的に軽減していることが分かります。
さらにはレンズ素材にHEV420を採用しているため、UV400をほぼ100%カットし、420nmまでのHEV領域も大幅に軽減します。
◆ ネオコントラスト160 アートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 球面設計 |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 |
◆ アクロライト160ネオコントラストアートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面非球面設計 |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 / 2 |
カスタム設定(※) | 可能 |
□ 対応コーティング
◆ アクロライトSPORTS 160 ネオコントラスト アートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面非球面設計 |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 |
カスタム設定(※) | 標準 |
□ 対応コーティング
□ 各種数値入力による両眼視強化 □ 最適な厚みに自動計算
◆ FF-iQ60 basic ネオコントラストアートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面累進設計 |
累進帯 | 11 / 13 /15mm |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 |
カスタム設定 | 可能(※) |
□ 対応コーティング
◆ FF-itec60 basic ネオコントラストアートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面累進設計 |
累進帯長 | 11 / 13 / 15mm |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 |
カスタム設定 | 可能(※) |
□ 対応コーティング
□ 累進帯長 10mm/11mm/12mm/13mm/14mm/15mm/16mm 設定可能 □ 各種数値入力による両眼視強化 □ 最適な厚みに自動計算
◆ FF-iリフレ basic ネオコントラストアートグレー
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面FFi設計 |
リラックスゾーン | 0.50 / 0.75 /1.00 |
UVプロテクト | HEV420 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 / 2 |
カスタム設定 | 可能(※) |
◆ FF-iRefre60 アートグレー/アートブラウン
屈折率 | 1.60 |
設計 | 内面FFi設計 |
リラックスゾーン | 0.50 / 0.75 |
UVプロテクト | 標準装備 |
カーブ指定 | 8 / 6 / 4 / 2 |
カスタム設定 | 可能(※) |
□ 各種数値入力による両眼視強化 □ 最適な厚みを自動計算
■ 注意事項
□ 温度変化の影響を受けやすく、気温が低いほど発色効果が高まり、気温が高いほど発色の抑制効果が高まる傾向にあります。
□ 夏季に高濃度のサングラスとして利用される場合、温度が高いと色が濃く変わりません。
□ 紫外線カットガラスに覆われた車の中などでは、レンズの色は濃くなりません。
□ 屋外の温度が低い場合、屋内に入ってもクリアに戻るまで時間がかかります。
□ オプションコーティングのSKY3とソフトミラーコートを装着させた場合、透過率が落ち夜間運転には使用できません。
□ 調光レンズの特性上、経年変化が見られる場合があります。