目元は皮膚が薄く、シワやたるみが出来やすい部分です。肌の深層部にまで到達する「近赤外線」がシワやたるみの原因のひとつであると、最近の研究で明らかになっています。
新開発の「IR-SKYⅡ」は、最近の研究で明らかになった美肌の敵、「近赤外線」を大幅にカットすることが出来る特殊コーティングです。
さらにはブルーライトを効果的に軽減させる機能も搭載。目の疲れが気になる方へもおすすめです。
地上に届く太陽光には、波長が短い方から、UV-B(280nm~315nm)、UV-A(315nm~380nm)があり、この2つの波長は紫外線と呼ばれています。
紫外線領域から上の380nm~780nmの波長は、目に見える光で、可視光線と呼ばれています。
可視光線からさらに上の波長を赤外線と呼び、地上に到達する赤外線のほとんどが、780nm~1400nm領域の「近赤外線」と呼ばれているものです。
肌に悪影響を及ぼす紫外線が主に皮膚表層で吸収されるのに対し、近赤外線は真皮の深層部から筋肉にまで影響を及ぼすと言われています。
特に皮膚が薄く、有害光が浸透しやすいと言われている目元には、紫外線だけではなく近赤外線もカットすることが重要となってきます。
レンズ表面の反射防止コート(マルチコート)を改良し、780nm~1400nmの近赤外線領域を、通常レンズと比較して約40%軽減することに成功しました。
※ 近赤外線カット率は、屈折率1.60(肉厚2mm/度なし)サンプルで測定した780nm~1400nm領域における1nmごとの透過率を平均化した数値です。
レンズ表面の反射防止コート(マルチコート)を改良し、近赤外線領域だけでなく、ブルーライトも効果的に軽減することが可能となります。
◆日医光基準青色光カット率・・・18%
◆青色光平均カット率・・・・・・36%
※ レンズ表面 UV PROTECT ・・・280nm~380nm透過光 平均カット率
※ レンズ裏面 UV PROTECT ・・・U4100 45°反射測定結果 280nm~380nm透過光 平均カット率
新開発された硬質ハード膜を採用することにより、従来品と比較してキズがつきにくくなっています。
最新のフッ素加工による超撥水コートを施すことにより、皮脂や指紋、化粧品等の油汚れもつきにくく、拭き取りやすくなります。
(画像①) (画像②) (画像③)
■アイアールスカイⅡコート( 近赤外線カット + ブルーライトカットコート)
レンズ表面の反射率を高め、780nm~1400nm領域の近赤外線を大幅にカットします。さらには450nm付近のブルーライトを効果的に軽減させることが可能です(画像①)。
■UVCマルチコート(紫外線反射防止コート)
紫外線反射防止機能を加えたマルチコーティングです。
■硬質ハードコート(キズ防止コート)
レンズ素材をキズから守るコーティングです。耐擦傷性能を格段に向上させたタイプです。
■CZ コート(超撥水コート)
レンズ表面の撥水性をさらに向上させたコーティングです。フッ素膜の改良により水や油をはじくため、汚れが付きにくくなります(画像②)。
■静電防止コート
ほこりや花粉などを付きにくくするコーティングです(画像③)。
■ 注意事項
□ レンズは無色透明ですが、コーティングの干渉により薄いベージュ系の色が付いたように見えます。
□ ゴースト(明るいものがダブって見える現象)を感じることがあります。
□ 裏面反射を感じることがあります。弱い度数や度なしは特に感じやすくなります。
□ カラーを付けた場合、表面反射の影響でカラーサンプルとは異なった色調に見えます。
□ プラスチックレンズのコーティングは繊細な製品です。取扱いに関しては、下記「メガネレンズの取り扱い」をご参照頂くか、ご購入先の店舗にてご確認下さい。
□ 日医光基準カット率は、「日本医用光学機器工業会 青色光カットに関するガイドライン」に準じたカット率です。詳しくは下記サイト(外部サイト)をご参照下さい。
□ ブルーライト平均カット率は屈折率1.60(肉厚2mm/度なし)サンプルで測定した380nm~500nm領域における1nmごとの透過率を平均化した数値です。